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ジャケ・ドロー、創業者の生誕300周年を記念した「バード・リピーター」の最新作を披露

2024.03.19 (火)

ジャケ・ドロー、創業者の生誕300周年を記念した「バード・リピーター」の最新作を披露

ジャケ・ドローの創業者、ピエール-ジャケ・ドローの生誕300周年を記念し、同社のコレクションを代表する「バード・リピーター」の新しいバージョンが発表された。2羽の小鳥の繊細な動きをオートマタによって再現し、ミニッツリピーターが美しい音を奏でるこの時計は、限定で8本のみが発売される。
ブランド N級 代引き

ブランド発祥の地へオマージュを捧げる限定モデル
 ジャケ・ドローは2021年、創業者であるピエール-ジャケ・ドローの生誕300周年を祝福するための記念モデルを発表している。その第1作目として「グラン・セコンド ムーン」を5月に発表したが、第2作目となる今回は同社が誇る大作「バード・リピーター」の新しいバリエーションだ。メゾンの職人が持つ時計製造技術や伝統的な装飾技法をひとつの時計に集結させ、創業当時から受け継がれる精神を宿している。
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1721年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで産声を上げたピエール-ジャケ・ドローは、18世紀における偉大な時計師としてその名を馳せた人物である。ゼンマイ仕掛けの人形(=オートマタ)の技師としても注目を浴び、文章を書く「文筆家」や、絵を描く「画家」、オルガンを演奏する「音楽家」などの作品を生み出した。その才能は高く評価され、ヨーロッパの貴族から注目を集めたと言われている。
 ジャケ・ドローが初めて「バード・リピーター」を発表したのは2012年のことだ。スーパーコピー時計 N級 代引きに搭載される複雑機構であるミニッツリピーターと、腕時計に搭載された例が少ないオートマタを組み合わせたこの作品は、同社の技術力を証明するとともに、腕時計界に革命を起こしたと言っても過言ではないだろう。

 ダイアル上には小鳥のつがいが雛のいる巣の上で寄り添っている様子が立体的に描かれ、オートマタの繊細な動きによって命が吹き込まれる。一方の親鳥が身を傾けて雛に餌を与えるのに対し、もう一方の親鳥が翼を広げて美しい羽の色を披露する。そして巣の中央にある卵が割れ、中から生まれたばかりの雛が顔を出す。

 ミニッツリピーターと連動するこれらの一連の動きは、歯車やカム、レバーなどのパーツによって生み出されるのだ。
創業者の故郷を描いたダイアル
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ジャケ・ドロー「バード・リピーター “誕生300周年記念モデル”」
ミニッツリピーターと連動するオートマタ機構を搭載。2羽の親鳥が巣に入った雛鳥に餌を与える様子を再現する。卵が割れ、もう1羽の雛が顔を出すというギミック付きだ。手巻き(Cal.Jaquet Droz RMA88)。69石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KRG(直径47mm)。非防水。
 300周年記念モデルである今回の新作には、これまでとは異なる情景が描かれた。18Kレッドゴールドに立体的な彫刻を施し、エナメル職人によってペイントされる。

 前面では、スイスの渓谷に生息し、美しいさえずりで人々を癒すヨーロッパコマドリのつがいが営巣する。背景の右側に描かれた農場は、300年前にピエール-ジャケ・ドローが生まれた場所を描いたものだ。
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 ブラックオニキスでつくられたダイアルの左側には、ラ・ショー・ド・フォンの渓谷に潤いを与えるロンド川が流れ、手前にはリンドウ科のゲンチアナが花を咲かせている。また自然豊かなこの場所には昆虫も多く生息し、夏を告げる青い蝶やトンボ、バッタの生き生きとした姿が描かれている。

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